森田繁子と腹八分

気になる本があれば、ぜひお近くの書店へ(^^)/

作者:河﨑秋子 
出版社 ‏ : ‎ 徳間書店

読んだら続編を期待したくなりました

「ともぐい」の河﨑の本という事で、新聞記事で紹介されていました。それに北海道の作家さんだったり、農業の経験がある方の農業エピソードが好きだったので。それで気になり読みました。

主人公のキャラの濃さ。強さばかりではなく、弱い部分もあり魅力的でファンになりました。
話の軽快さ。テンポよく読めて毎日本を開くのが楽しみでした。
腹八分の意味。繁子の考えに共感を覚えました。
それらがうまく合わさってこの本の面白さにつながっています。

今の自分には無い考えをこの本の主人公から学べたと思います。そして繁子の謎の経歴もちらほら出てきたり、次を期待したくなる流れもあり、読み終わった後は続編を読みたい気持ちが強くなりました。

主人公が魅力的で、話も軽快。手軽に読書したい方はぜひ。
多くの人にこの本が読まれたら嬉しいです。
誰かとこの本の事で盛り上がれたら最高ですね。